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龍馬伝 第15回 ふたりの京

以蔵と武市、弥太郎のキャラがいいね~と思った回でした。


1 以蔵

龍馬と加尾は再会する。この先歩む道は違うのだけれども、ラブラブ
という話だったが、龍馬と加尾のことはさして印象に残らなかった。
問題なのは、以蔵。
武市に心酔し、武市に認められたいばかりに「人斬り」の道を突き進む以蔵。
現時点では、人を殺めることに対して葛藤はない。
武市のために働くという使命感、満足感すら感じられる。

武市は、以蔵をかわいがっていたかもしれない。第一部の江戸行きのころは。
しかし、攘夷という理想に燃える武市には、以蔵を目的達成のための道具として見ているようだ。
第一部では、武市には人情味も苦悩もあったが、第二部はすっかりブラック化している。
以蔵は、そんなことは知らない。

以蔵は龍馬や加尾との再会を素直に喜ぶ。龍馬に「人の道に外れるな」と諭され、温かい気持ちになる。
しかし、武市から離れることはできない。
哀れ、以蔵。

2 加尾

加尾は、越後浪人、目明かしが殺された噂を聞いて、攘夷派のテロを知っている。さらに、兄が「攘夷のためには、人を殺めてもいい」と口をすべらせる。
そして、以蔵の口から「越後浪人、目明かし……」というところまで聞く。
ここまで聞けば、加尾だって、以蔵が実行犯だってことに気づくはず。
攘夷のために、幼なじみが殺人やって、自分も働かされた。
その指令を出したのは武市で、兄も関わっている。
かなり深刻な状況。
だが、加尾は自分のことしか考えていないように見える。
時代のうねりは見えていないし、以蔵のテロについても心配している様子はない。
あくまで、女の幸せを望んでいる。
哀れな人ではあるけど、なんだかな~~

3 龍馬

以蔵がテロ実行犯だと気づいた龍馬。以蔵を何とかしたいと思い、説得する。
だが、以蔵が、激動する時代の渦中にいる以上、以蔵を「人斬り」の道から救うことはできない。
龍馬の言葉がむなしすぎる。
武市は、自らの志に向かって着々と歩を進めていくが、龍馬は、まだ何者にもなっていない。
たからといって、
加尾の口から「勝」の名が出たのは唐突だった。

3 弥太郎
プンプン怒ってたり、やけにハイだったり、波が大きい弥太郎。
生きて、生きて、生活しているって感じ。
異論はあるだろうけど、この人が出てくると、なごむ~

百姓になっても、大小の刀は外さないって、ラブリー。
2010-04-11(Sun)
 

龍馬伝 第14回 お尋ね者龍馬

視聴記録久しぶりです。。。(アイタタタ)



1 龍馬
三菱社長の弥太郎の回想からストーリーが始まるという手法は、第一部と同じ。
東洋暗殺後の弥太郎、武市、土佐藩がどうなったかが、まず語られる。
しかし、主人公の龍馬はなかなか出てこない。
脱藩したところで第一部が終わっていたから、一番気になるのは龍馬の生き方と身の振り方なのに。
15分たったところで、龍馬登場。
その豹変ぶりに驚いた~~
第一部は、飄々としていながら、テロ否定の、対話主義者(勝手に命名した)の、家族に愛されて育った人のいい坊ちゃんっぽいところがあった。
しかし、今回の龍馬には、飄々としていながら、藩といっしょに、家族や友だち、これまで生きてきた枠組み、封建時代の価値観までも捨てた者のすごみが出ていた。

2 武市

第一部の、理想と弱さ(というより、人間らしさの最後の砦のような気がするけど)の狭間で揺れ、悩んできた武市も、すっかり豹変している。
弱さを捨てきっている。
前回の、東洋暗殺を龍馬に依頼したことを取り消したシーンで、武市は、本心を龍馬に見抜かれていた。(龍馬だから見抜いたのだろうが)
第一部の武市には、まだ感情があった。
しかし、以蔵に「友」と呼びかけるシーンでは、理想のために人間らしい感情すら殺してしまった非情さがにじみでていた。
武市は、以蔵をテロのために利用しようとして、最初から藩の役につけなかったのか?
そして、以蔵利用のため、以蔵を認める発言をしたのか?
居場所を求める青少年に温かく接して、悪の道にさそいこむ昨今の悪い大人のようだ。
だとすると、武市、恐すぎる。

3 以蔵

「人斬り」の異名のおどろおどろしさに反し、佐藤さんの以蔵は、若くて、どこか頼りない。むしろかわいいくらいだ。
その以蔵が、心酔する武市のために、殺しに手をそめていくシーンは哀れだった。
殺人をこわがりなからも、武市に認められたい一心の妙な高揚、切なすぎ。
武市が、以蔵をただテロ実行要員としてしか見ていなかったとすると、あまりに悲しい。。

4 弥太郎
自分を認めてくれた東洋の死を悲しむ。
龍馬暗殺の指令を受けていながら、果たせない。
時代の思想になびかず、封建制度の枠組みで生きる。
父を疎みながら捨てはせず、美人で賢い妻を愛する。

龍馬、武市、以蔵と違い、弥太郎は、地にしっかり足をつけている感じ。
この安定感は、ナレーターにぴったり。
2010-04-06(Tue)
 

海王 上:読了

海王 上 宮本昌孝 徳間書店

・歴史上の人物と架空の主人公がからむ物語はわりと好きなので、本作も楽しめた。今、最も好きな金庸の作品を彷彿とさせる。

・主人公ハイワン(海王)の養母は和冦の頭目、王直の娘、実の父は、足利義輝という一種の貴種流離譚。

・幼さの残る十三歳のハイワンが武人として成長していくさまはおもしろかった。上巻だからか、ハイワンが何かをなしたというわけではない。歴史上の人物と知り合い、大坂の海戦とか、本能寺の変などの事件に巻きこまれていく。

・みんなハイワンのことが大好きらしい。もともとハイワン側のメイファ、フーチアオ、友だちのあご十郎はもちろん、師匠の上杉兵庫と供の八雲、織田信長、堀秀政ばかりか、敵であったはずのヂャオファロン、熊鷹までハイワンの虜(?)になっている。ハイワンのことをよく思っていないのは、森乱くらいかも。もちろん女性にももてているらしいのだが、なにぶん女性との関わりが薄すぎる。

・ハイワンの初恋(?)の相手である明智光秀の娘、玉子、ハイワンと関係を持った女性がふたり登場するが、あんまり(というか、MORIにとっては全く)魅力的ではない。ヒロイン不在っぽい。
2010-02-11(Thu)
 

龍馬伝 第5回 黒船と剣

一月は外で飲んだり、うちで飲んだりしていて、じっくり見られなかった。
3、4回分の視聴記録を書いてないけど、ま、いいか。

1 妙なリアリティ

・太平の世に慣れた武士たちが、具足のつけかたを知らないところ。そういえば、江戸時代、具足のつけかたの指南書が出ていたそうだ。(当ブログでも、まえーーに「具足のつけかた」を書いてたけど、足軽くんはまだ具足をつけていない…)
・龍馬は、海岸を守る土佐藩の持ち場から離れてうろうろする。不審に思った他国の武士が職質するが、龍馬が山に逃げたので、後を追う。旗さしものが枝にひっかかってしまったところ。
・海岸に鐘をならべ、大砲に見せかけたところ。(そういう記録が残っているのか、フィクションか?)なんか、戦時中を思い出した。(生まれてなかったけど)

2 動き出す時代と時代遅れの剣

黒船を見て度肝を抜かれた龍馬と桂。
龍馬がかぜをひいたのは、波をかぶったからではなく、精神的なショックがもとなのかもしれない。
刀では黒船に太刀打ちできないと、千葉道場で公言し、道場を追い出されるが、自分が何をなすべきなのか、まだ知らない。
日本も龍馬も若い。

3 吉田東洋
武市半平太が認められ、吉田東洋が登用される。
東洋の渋さ、いいですね~
2010-01-31(Sun)
 

海辺のカフカ 上 下:読了

海辺のカフカ 上 下/村上春樹

児童書以外の現代作家のフィクションはほとんど読まない。
が、思うところあって村上春樹を読んでみた。
なんかもう、感心してしまった(失礼)
以下、ネタばれ少々あり。

1 若い

村上さんの実年齢を考えると、本書から若々しい印象を受けた。
主人公が15歳の少年だからではなく、失われた自己や、自分の半身をさがし求めるという内容からではなく、作品全体が若い。
若者に支持されるのもよくわかる。

2 平易な文章と不可解な現象
難しいことを難しく表現するのは簡単だけど、わかりやすい文章にするのは、結構難しかったりする。しかし、本書は読みやすく、文章はわかりやすかった。

文についての気づきは、
・著者が博学。
・ブランドから哲学まで、固有名詞が省略されずにはっきり書かれている。
・文末が現在形。
・登場人物のフルネームがよくわからない。
・ナカタさんに関する章では、人物名が片仮名。

逆に、登場人物やエピソードは、なぞめいている。
自分を捨てた母にこだわりを持ち、父を否定する主人公。
子どものころ、異世界に踏み入れ、不思議な力を持つようになった老人。
ジョニー・ウォーカーやカーネル・サンダースもなぞだ。

また、彼らが旅する異世界、入り口の石、佐伯さんの死についても、十分な説明はなされていない。
読み手が感じ、考え、解釈するのだろう。

3 曼荼羅
本書を読んでみて、「曼荼羅みたいだ」と思った。
ユングが言うところの、心理学的な曼荼羅。
曼荼羅は、絵で表す方が多いのだろうが、文章でも表現できるのかと思った。

そういえば、河合隼雄氏が、源氏物語は紫式部の曼荼羅だと言っていたから、文章の曼荼羅もありはするのか。
2010-01-11(Mon)
 
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