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フロイスの見た戦国日本:読了

フロイスの見た戦国日本/川崎桃太/中公文庫

本書は、ポルトガル人宣教師ルイス・フロイス著「日本史」12巻の概要をまとめたものです。「日本史」と同じ訳者の著作ですから、著者の解説、評論も多分にふくまれています。

フロイスの「日本史」は、戦国時代を知るための資料のひとつですが、あくまで宣教師の目を通して描かれています。
信仰体験が大きなウエイトを占めており、信長や秀吉、光秀らの人物評、当時の文化などを調べる資料としては、やや物足りなさをかんじます。

しかし、フロイスの(おそらく主観的な)人物評はおもしろいです。

以下、フロイスによると…
信長:華奢でひげは少なく、声は快調。名誉心に富み、正義において厳格。睡眠時間は少ない。決断が早い。
秀吉:身長が低く、醜悪、目が飛び出ている。抜け目ない策略家。彼に対して憎悪の念を抱かぬものはいない。

秀吉、嫌われ者です(^^;フロイスさんも、秀吉のこと嫌いだったのかも。

フロイスの「日本史」には、どの程度の信頼性があるのか、疑問です。例えば、戦国時代に30万人のキリシタンがいたとする記述も、「キリシタン領主が、領民に対して改宗を義務づけたのかもしれない」「30万人とは、報告のための誇張した数だったのかもしれない」等と思えます。
フロイスの記述にも、著者の解説にも、違和感が残りましたが、戦国時代の武将たちと同時代の異国人による評価として読むと、興味深かったです。
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2006-04-23(Sun)
 
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