スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--------(--)
 

葉隠:すっころばした件について

いきなり原文から。
 
聞書第五 71
光茂公御城御退出の時分、御長袴の裾を誰か御踏みかけ候に付て、すこし御つまづきき遊ばされ候。加賀守殿御覧候て御行き抜け、その人の長袴の裾をしかと御踏み候に付て、うつぶしに倒れ申され候由。



光茂公というのは、二代佐嘉藩主鍋島光茂のこと。
加賀守というのは、おそらく、家光時代に老中を務めた堀田正盛(ほったまさもり)のこと。

時代劇で見かける長袴、歩きにくそうだと思ったら、やっぱりすそを踏まれることもあるわけだ。むろん、自分で踏むこともあっただろう。

加賀守は、光茂のかわりに、すそを踏んづけてくれたわけだが、「大名のはかまのすそを踏むのは、武士にあるまじきこと」と義憤にかられたのか、遺恨を残さぬようにとの政治的配慮が働いたのか。いずれにしろ、痛快だ! 
光茂は「すこし御つまづ」いただけなのに、加賀守にすそを踏まれた人は、「うつぶしに倒れ申され」たから。

光茂のすそを踏んだ人って、だれだったのだろう。

ちなみに、光茂の曾祖父、鍋島直茂も加賀守。
スポンサーサイト
2010-01-05(Tue)
 
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
山椒のこつぶろぐQRコード
QR
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。