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博多の豪商:読了

博多の豪商/武野要子/ぱぴるす文庫
博多とは、九州の政令指定都市・福岡市の博多区のことだけでなく、都市部を指して言うこともある。
MORIは九州人なので、博多にはよく行く。新幹線に乗るのは博多駅だし、福岡空港に行くにも博多を通る。
博多に買い物にいくこともある。
交通の要衝だし、ラーメンはうまいし、魅力的な町だ。

中世の博多も魅力的だったに違いない。
何度も戦禍をこうむったが、急速に復興したところに、博多のしたたかさが感じられる。
鎖国前の博多は、貿易が盛んな国際都市だった。(中世のことだから、暗い歴史もあるのだが)
本書は、博多のよさを最大に生かし、時代の波に乗った豪商が取り上げられている。
彼らは、博多の商人としての横のつながりを密接に保ちながら、博多の―ときには中央の―権力者と結びついて、手腕を発揮したり、逆に権力に抗ったりする。
なかでも興味深かったのは、大友宗麟とつながりが深かった島井宗室。
宗室は、宗麟とのつきあいが長かったのに、宗室自身がキリシタンにはなっていないばかりか、「十七条の遺言」で、養子に「キリシタンになってはならない」と強く戒めている。
創業者の苦労が偲ばれる「十七条の遺言」は、子にだけでなく共同体としての博多商人にあてたものだと著者はいう。
宗室は秀吉の朝鮮侵略には反対している。
国際人の宗室にしてみれば、反対するのは当然のことだろう。
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2009-11-01(Sun)
 
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