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戦国時代の村の生活:読了

戦国時代の村の生活-和泉国いりやまだ村の一年-
岩波書店/文:勝俣鎮夫/絵:宮下実


本書「戦国時代の村の生活」は、いりやまだ村の少年の日記形式で、戦国時代の一年が紹介されています。小学生の調べ学習に適した絵本です。しかし、児童書と侮れない内容です。
歴史学者である著者が「政基公旅引付」という古文書をもとに、わかりやすい言葉で書きあらわしています。

飢饉と内戦があいついだきびしい時代、村の人びとは、自分たちの命とわずかな財産(といっても農作業道具や日用品)を守るために、団結していました。みんなで協力し合って、村の祭りや田植えを行い、雨に流されたといの修理をしました。村の人びとは、また、敵の軍隊がせめてきたときも、領主に年貢を減らすよう要求するときも、団結し合いました。
自治体であった村は、自力で軍隊を備え、警察と裁判の権限を持っていました。それは、村の暗い側面につながっています。種もみのぬすみの疑いをかけられた男は、にえたった湯に手を入れて小石をつかむという裁判にかけられ、有罪となります。わらびの粉をぬすんだ女は、処刑されました。主人公の少年の友達の母親でした。
このような村のざんこくさ、悲劇も、過酷な時代、村が生きのびるために村がそなえた危機管理能力から生まれたものだったのでしょう。

九条政基の「旅引付」を資料として、和泉国日根荘入山田四か村について書かれた本に「戦国の村を行く」/藤木久志/朝日選書/があります。
戦国の村を行く 戦国の村を行く
藤木 久志 (1997/06)
朝日新聞社

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2007-03-18(Sun)
 
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