勘助、やっと仕官できましたね。以下、とりとめもない感想です。
1 青木大膳を利用腕は立つけど、いかにも小者の悪役・青木大膳、最期の回だ。
勘助も青木も、今川家には召し抱えられない。両者とも、雅で、潔癖っぽい義元とは、あわなさそう。
かつては、今川家に就職希望していた勘助だが、今や、武田晴信にのみ仕えたいらしい。これまでに、勘助は、晴信に対し少しずつ興味を持ってきたが、やっと心が定まったようだ。
武田家とマイナスの出会いをしている勘助が、晴信に仕官するのは難しかった。そこで、勘助は一計を案じる。青木に板垣を襲わせ、自分が助けに入るというもの。ここは原作通り。
しかし、原作とは違うのが、板垣と勘助は面識があるということ、そして、板垣がめっぽう強いってこと。だめじゃん。勘助の筋書きのわざとらしいったら。板垣の前に現れた時点で、バレバレだ…と、きっと全国の視聴者が思ったとおり、板垣はすぐに勘助の思惑に気づいた。
しかも、板垣は腕が立つ。勘助が助勢しなくても、ひとりで青木を斬り伏せるに違いない。勘助が「命を救った」と恩を着せることができない。
板垣は、勘助に「なぜここにいる」と問い、勘助に刃を向ける。勘助ピンチ。勘助は、「この命は晴信様より頂戴したもの。晴信様のために使いとうござる」と言う。うまいこと、切り返したね。
2 晴信が一枚上手
晴信は、勘助の策の意図を見抜く。勘助はわざと愚策を講じ、板垣を通して、晴信に自分をアピールしたのだと。おそらく、晴信の読みの通りだったのだろう。若いのになんてやつだ>晴信。
原作通りにいくと、わざとらしすぎる勘助の策が、きれいに収まっている。
3 勘助感涙
登城前日、勘助は、晴信から裃を与えられる。勘助、素直に喜んでいる。
今川家の時とは大違いだ。「身なりを整えよ」と言われても、ぼさぼさ髪で義元に謁見したし、かっこいい眼帯をもらっても、ちっとも嬉しそうじゃなかったからなー。
晴信との拝謁の日。「陣構え、城構えが得意だけど、城を造ったことも、陣を構えたこともないよ」と言う勘助に失笑する家臣団。
続けて、勘助は「戦に勝つには合戦をしないこと」と言う。これには家臣団爆笑。「調略のことか」と聞き返すが、(そんなの常識さ)と言わんばかりだ。
しかし、勘助は孫子の兵法を述べたのかもしれない。「地の利があり、人望あつい名将がいて、内政が充実し、士卒がよく訓練され、法が遵守された国が勝つ」と言いたかったのではないかな?(MORIの憶測)
晴信は、勘助の心を知っているらしい。
家臣団から嘲笑される勘助。晴信は、「海ノ口城攻略は、勘助によるもの。海ノ口城で主従となった」と言う。勘助、思わず涙ぐむ。ここで「晴信に一生ついて行こう」と思ったに違いない。
今川義元も北条氏康も、勘助を危険視していた。義元に至っては、勘助に対して嫌悪感や差別心もあったようだ。晴信は、勘助を理解しているらしい。また、度量が大きい晴信にとって、勘助は危険でも何でもないのだろう。
ドラマのラスト、勘助はいじめにあう。
- 2007/03/25(日) 11:13:52|
- 大河ドラマ「風林火山」視聴記録|
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