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フロイスの見た戦国日本:読了

フロイスの見た戦国日本/川崎桃太/中公文庫

本書は、ポルトガル人宣教師ルイス・フロイス著「日本史」12巻の概要をまとめたものです。「日本史」と同じ訳者の著作ですから、著者の解説、評論も多分にふくまれています。

フロイスの「日本史」は、戦国時代を知るための資料のひとつですが、あくまで宣教師の目を通して描かれています。
信仰体験が大きなウエイトを占めており、信長や秀吉、光秀らの人物評、当時の文化などを調べる資料としては、やや物足りなさをかんじます。

しかし、フロイスの(おそらく主観的な)人物評はおもしろいです。

以下、フロイスによると…
信長:華奢でひげは少なく、声は快調。名誉心に富み、正義において厳格。睡眠時間は少ない。決断が早い。
秀吉:身長が低く、醜悪、目が飛び出ている。抜け目ない策略家。彼に対して憎悪の念を抱かぬものはいない。

秀吉、嫌われ者です(^^;フロイスさんも、秀吉のこと嫌いだったのかも。

フロイスの「日本史」には、どの程度の信頼性があるのか、疑問です。例えば、戦国時代に30万人のキリシタンがいたとする記述も、「キリシタン領主が、領民に対して改宗を義務づけたのかもしれない」「30万人とは、報告のための誇張した数だったのかもしれない」等と思えます。
フロイスの記述にも、著者の解説にも、違和感が残りましたが、戦国時代の武将たちと同時代の異国人による評価として読むと、興味深かったです。
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2006-04-23(Sun)
 

刀と真剣勝負:読了

刀と真剣勝負~日本刀の虚実/渡辺誠/ベスト新書
06.4.15読了

調べたいことがあって、本書を読ました。
日本刀の入門書にふさわしい一冊でした。
日本刀の各部分の名称、製作の流れ、名刀と剣豪伝、手入れの方法等、盛りだくさんな内容です。

美術品としての価値も高く、武士の魂とも言われた日本刀ですが、武器であることは確かです。
「試し斬り」について書かれた章は、武器としての日本刀の血なまぐささが感じられました。

日本刀を使った防具なしの戦いでは、双方死と隣り合わせだったことでしょう(盾もないし)。だから、日本刀をあつかう技術のみならず、精神性も付加されてきたのかもしれません。

新たな疑問もいくつかあります。
そのうちの一つ
江戸時代、無闇に刀を抜くものではないとされていた藩や流派もあったようですが、実際はどうだったのでしょう?
2006-04-18(Tue)
 

新美南吉

「童話大全」/新美南吉/講談社/を読了しました。
新美南吉さんの作品が網羅された1冊です。
1冊で全ての作品が読めるのはいいのですが、本が大きすぎて、いつもの読書スタイル(ねっころがったり、手に持って読んだり)ができなかったです。

新美南吉さんの童話は、小学校の教科書に「てぶくろを買いに」「ごんぎつね」がのっているので、よく知られています。

全作読んでみると、新美南吉さんのストーリー・テーラーとしての発想の豊かさ、筋立ての確かさが感じられました。

ハッピー・エンドでない、もの悲しい作品、孤独感が伝わってくる作品も多かったです。

MORIは「和太郎さんと牛」「鳥右エ門諸国をめぐる」「あめだま」が好きです。他にも、好きな作品はたくさん!

新美南吉さんの本は3冊持っています。子どものころから所有していた「おじいさんのランプ」、岩波文庫版「新美南吉童話集」、「新美南吉童話大全」です。

本館の方に「おじいさんのランプ」についての一文をupしました。
山椒のこつぶっこ>読書ノート*国内児童文学>新美南吉>「おじいさんのランプ」

おまけ写真↓
白いタンポポがコンクリートのすきまから顔を出していました。
tanpopo

2006-04-03(Mon)
 
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